10/2 富士あざみライン
11.29km 1124m 10.0%
49:46 13.6km/h 224w 169bpm
前日体重51.4kg (パワメ下振れ)
今年もJBCF富士山ヒルクライムは中止。出るつもりだったんで、一応一人でタイムアタック。あざみライン登るのは人生3回目。
2019年のJBCF富士山ヒルクライムE3 1位が49:50 だからギリ勝ってるか?計測地点が多少前後してるかもしれんが少なくとも1位か2位は取れてるっぽい。
勝てそうなレースに限って開催中止って、俺もつくづく運がない。
今日は前半シフトダウン多めにしてパワーを出しすぎないようにしたおかげで後半あまりペースを落とさずに済んだ。(簡単に書いちゃってるけど、マジで吐くレベルのキツさだったのを気合いで耐えた)ヒルクライムTTの前半って簡単に高めのパワーが出せてしまうけど、経験上それを意識的に抑えないと間違いなく後で限界がきて垂れる。それは後半の体力の前借りに過ぎないので。これは最近長めのヒルクライムTTを何度もやってる中でようやく分かってきた。
そして、昨年9/29にアタックしたときの51:01より75秒早かった。確かあの時は体重49kg代で、自分の中でも割と好感触だった期間だったから、それを今回体重増えてんのに更新してるから単純に強くなっているみたいだ。
ちなみに、この日の朝51.4kgだったのに、家帰ったら50.4kgに減ってた。ヒルクラ全力走に加え車でも大移動は、さすがにハード過ぎた。
機材は、前輪は軽量アルミリム、後輪はDURA-ACEのC24カーボンチューブラー。ギア比はチェーンリング52-36×スプロケ34t。この乙女ギアでも7.5km地点前後の平均17%区間ではケイデンス54まで落ちてギア足りなくなったから(ftp5倍超えていてもここでは回せません)、インナーチェーンリング34tのやつ使ったほうが絶対良いと思う。
今回も前回前々回登ったときと同様、車で頂上まで行って、完全なる防寒対策を施してからダウンヒル。そしてヒルクライムして車で下山。1人で行くならこれが一番安全かと思う。
後輪はカーボンリムにしたが、下りが不安だったんで前輪だけはアルミリムにしておいた。下り初めから馬返しまでは斜度がエグくてブレーキを中々解放できないので、リム過熱防止の為5分おきに計2回停止した。それでも火傷しそうなくらい熱くなっててタイヤ破裂すんじゃねーかって心配になった。(特に前輪。前輪ブレーキ強めだったのもある)馬返しを過ぎてからはブレーキ解放しやすくなるので問題なかった。
とここまで書いてはいるが、正直なところあざみラインをリムブレーキで下るのは極力避けたほうが良いと思う。ディスクロードがあるならディスクロードを使うのが良いだろう。あるいは1人ドライバーを連れて行って先に車で登ってもらって、チャリでヒルクライムだけやる。そんで車で下山みたいな。あざみはロードで気軽に行ける山ではない。十分な計画と対策を。
余談
弱虫ペダルのインハイ3日目、あざみライン頂上ゴール。あんな登り方はヨーロッパ最高峰の選手たちでもできないよ…ってのはさておき。
以下は、今回含めて3回自分で登ってみて思ったこと。
馬返し手前少しの下りですげースピード出てる感じになってるあのシーン、実際走ってみると下るの30mだけだし、僕の場合速度は30キロ出るか出ないかだった。
御堂筋と今泉があそこの一瞬の下りで全力踏みしてて、後に御堂筋は力尽きてdnfになってるけど、そりゃそんなとこで全力出してたら後で力尽きるよ。馬返しの後マジで日本一エグい激坂区間なんだから。彼が完走できなかったのはただ単にオーバーペースだっただけじゃないかな。今泉にしたって、あんな激坂ヒルクライムでスプリントじみた登り方してたらフレームにも負担かかりますわ。
そんで、まなみ君が小野田君に負けたのもペース上げすぎて最後垂れただけじゃない?限界超えて羽なんか生やして重いギア踏んでたら、そん時は良くても後に響くに決まってる。それはヒルクラにおいては寿命の前借りに過ぎないので。
それか、あざみの後半って斜度緩むところが多いんで、まなみ君はシフトアップしてめっちゃ踏んでるように見えるけど、実は斜度緩んで速度が上がってるだけでそんなに踏んでないっていう説はある。急斜度のヘアピンでダンシングで少し踏んでその後の直線で斜度が緩みスピードに乗ったまなみ君は、一定ペースで登ってる小野田君からすると羽が生えてるように見えたのかもしれん。だとしたら作者はあざみ後半をめっちゃよく理解している。
結局一定ペースを守って登りきった小野田君が優勝。そりゃそう。もしかして弱虫ペダルはヒルクラで一定ペースを守る大切さを説いているのかもしれん(笑)
あと、小野田君がラスト両手上げてゴールしてるけど、あざみのラストは普通に激坂なんで、そんなことしたら俺なら転けます。